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サイクルビギナー辞典

レース観戦にも役立てよう!知っておくと便利な解説辞典 サイクルビギナー辞典

マスドスタート

通称「マスドレース」。選手がスタートラインに整列したのち、スターターの合図と共に選手が一斉にスタートする形式のロードレースがこれである。通常、国内レースはこのスタート方式がほとんど。一方、ステージレースでは、最初はゆっくりと走るローリングスタートで始まる。ステージレースでの正式スタートはというと、先導のコミッセールの、数キロから数十キロ過ぎてからの合図をもってスタートが切られる。この間はパレード走行的な意味合いが強い。

スタートの話題に飛んでしまったので、ここでは、少しレースでのスタート時の注意点について書いてみよう。

レースでは、もちろんスタートと同時に選手が一斉にビンディングペダルにクリートをはめるのだけど、ほとんどのレースでは、そのはめる時間に個人差があってもとくに問題はないが、周回レースのクリテリウムは別。特に、コース幅が狭くポジション位置が重要なレースの場合は、このクリートをはめるタイム差があとあと影響することもある。もちろん、遅ければ遅いほど、集団での位置取りもどんどん悪くなってしまう。

距離の長いロードレースの場合はスタートから高速になるケースは少ないが、数十キロの距離で開催されるクリテリウムレースの時は気をつけよう。最初から速いペースが当たり前なので、スタートの時はビンディングペダルのクリートに意識を集中させよう。

また、ビギナーにとっては、スタートはすごく緊張するかもしれない。クリートにばかり気を取られて、隣の選手に絡んで落車などしないようこちらも気をつけよう。

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