特に、レース中に、極度の疲労が原因で足が思い通りに動かない状態をこう言ったりする。筋肉が乳酸でスムーズに動かなくなり、足がパンパンでスピードを上げたくても上げられない状態だ。逃げてる時にこうなると致命的。しかし、急にまた軽快になることもあって、本人もビックリするけど、まれにある。
これは体内の血中酸素が乳酸を分解したということ。優れた回復力がなせるわざだ。ただ、この場合は相当の実力者に限る。わずかな時間でペースをコントロールして回復に至ったわけだけど、これは即座に乳酸を分解させることのできる高い有酸素能力を持っているという証し。
また、絶対お勧め出来ない作戦だけど、「もう足が無いから無理だ･･･」などとうまくごまかして、小人数で逃げてる時にそこでの先頭交代を避けていた選手も過去には存在した。その手を使って国体を獲った某選手のことは、今でも語り草だったりする。
