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ロードバイク Q&A

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Q. ロードバイクで100Kmほど走ると左の足のひざ裏の筋が傷みます。どういうわけでしょうか。

ひざ裏に痛みが発生するとのことですが、こちらで原因を特定することはできませんので、以下、ご参考までにお聞きください。

まず、痛みが発生するということはどこかに無理が掛かっているということで、それはポジションかもしれませんし、現在の体力(持久的筋力)が100km走った時の疲労感に対し不足しているのかもしれません。

ポジションについては、実際に拝見しないと適正なポジションなのかどうかは判断することができませんが、膝の裏側に痛みが出てくるケースとしてサドルの高さが関係していることが多くあります。フィッティングで痛みのご相談がある時に、多くがサドル高が高すぎる傾向にあります。

サドルの高さを簡易的に判断する方法をご説明します。ビンディングペダルが前提で、協力者も必要ですがご参考にしてください。

まず、停止状態のバイクに跨って、クランクを垂直にしてシューズを履いたまま両足を伸ばします。ビンディングの場合はペダルが裏側になりますから、ペダルの上で踵の靴底との間隔を測って2cm以上の開きがある場合はサドルが高すぎると判断されます。

サドルの高さ以外にも、クリートの位置が適正位置から後方過ぎる場合はペダリングに支障をきたして痛みの原因につながる場合もあるかもしれません。

また、ロードのご経験やトレーニング強度にも関係してくることも考えられますので、もう少し強度を落としてしばらく様子を見られてはいかがでしょうか。

日常生活にも影響が出ている場合は医者の診断を仰いだほうがよいかもしれませんね。靭帯なのか筋肉の炎症なのか、専門のスポーツドクターならば、これまでの症例から改善に向けた的確なアドバイスをもらえる可能性もあります。

膝の痛みについては、加齢が原因で半月板が損傷し、割れたり、ひびが入ったりするケースもあるようです。特にO脚の方に多いようですが、軟骨が擦り減っていてバイクに乗るのが難しいほど膝が痛かったというお客様もいらっしゃいました。

強度が高すぎるトレーニングで膝を痛めた場合は一度壊すと長引くことがあります。体力が上がれば上がるほど、トレーニングと同じくらいに体のメンテナンスも重要です。膝に痛みを感じたら、一日に数回膝裏のストレッチングを取り入れることと、トレーニング後のアイシングは欠かせません。店長はハリ治療で改善したこともありました。

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