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大会参加レポート

TEAMアティックの 大会参加レポート

爽やかな秋の一日、札幌市民ロード

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今年も秋晴れのなか開催された今シーズンの最後を締めくくるこの大会、そう、札幌市民体育大会ロードレース。そのレポートをお届けしましょう。

今日のS3クラスは42名の出走で最も人数の多いカテゴリーとなりスタート前から活性化する予感がしていました。
周回数も9周回と、例年よりも2周ほど増えていて嬉しかったです。

この時期は皆さん足ができあがっているので、最初から逃げるのは難しいと分かっていました。
また、600km完走の一週間後であることや生活の乱れから体調がよろしくなかったのですが、とにかく可能な限り積極的に働きかけてペースを上げ、集団を疲れさせてゴール前の人数を絞り込むことにしました。

スタート前、運良く最前列の端というポジションを取ることができ、最も落車の多い第一コーナーまでは先頭で列車を引き延ばすことにしました。
号砲が鳴り、52-18というギアから一気に加速して前に出ました。
45km/hで前を引き、コーナー直前で2人くらいに抜かれましたがだいたい理想的なスタートを切ることができました。
1周目の終わり、みんながまだ元気だったのでゴール前の最終コーナーから加速し、速度を再度上げました。
その後は、周回数が多いので無駄足を使いすぎないように気をつけながら、集団の速度が落ちすぎないように周回ごとに2回くらい前に出ました。

途中で一人、二人と逃げを試みる選手がいましたが、逃げ切れる様子ではないので集団はあまり積極的に追わない展開が続きます。しかしそれで集団が休んでしまうとゴール前の人数が多くなりすぎるので、前を適度に逃がしながら後続集団の先頭に陣取ってわざと揺さぶりをかけました。前をすこーし逃がし、42-43km/hくらいのみんなが嫌がる速度で追う、、、足を使いすぎてはいけないので、必死に後ろに食い下がる選手がいればすぐに交代。これの繰り返し。

5周目くらいのゴール前で強い選手と二人で逃げっぽくなりましたが、逃げ切れないと判断し、適当に逃げながら集団に復帰。

8周目に入ると前に出られる人とそうじゃない人の差がはっきりしてきました。一気に前に出て逃げてみたくなりますがここで焦ってはいけないと、必死に自重。最終周回に入って第一コーナーを立ち上がったところで集団の後方にいましたので、ここから外側に出て徐々に番手を上げてゆきます。コースの半分まで進んだ段階で先頭5~6人の中に入ることができました。理想的な展開!!

とおもったら、、、、先頭集団は一列ではなくてちょっとばらけた感じで走っていたのですが、、、私は右端にいたのですが、反対側、左端の前を走っていた選手が斜行!突然コースの右端まで移動してきました。隊列が乱れ、罵声が上がり、速度が落ちてしまいました。私はその被害をもろに受け、先頭から10mほど差が付いてしまいました。左側からどんどん抜かれます。最終コーナーはもう目の前です。ここでちょっと気持ちが萎えかけてしまいました。ただ、今年のシーズンを思い出し、これが最後と思って再び集中力を取り戻し、12-3番手くらいで最終コーナーを立ち上がりました。横目で見渡すと、大丈夫、周りは相当に苦しそうだ。一人、二人、抜きながらゴールになだれ込みます。

うーん、一桁に届いたかな~?と頭をよぎった瞬間、左から物体(隣の選手の体)が飛び出してきて走行ライン上に!気づいたときにはひっくり返っていて、胸を打っていました。周りが手を貸してくれますが、立てない、、、。何がどうなったのか、よく分からないまま、でした。

というわけで、結局、私は10位でゴールしたものの、直後に落車に巻き込まれてしまいました。
皆さんには申し訳なかったのですが症状が重そうだったので、一足先に帰宅させていただきました。すみません。

帰宅後、ようやくすこし熱も下がってきてメールが打てるようになりました。擦過傷はたいしたことなさそうですが、左半身の打撲がちょっと重いですね。腰が特に痛くて数日は真っ直ぐ歩けない感じですが、ま、どこかが折れたという深刻な状況ではなさそうです。ご心配をおかけしました。

それより、マテリアルが痛いです。メットが破損(これで助かったと思いますが)、その他ジャージもグローブもダメ、CWXのアンダーもびりびり、サドルにも大きな傷が、、、。うーん、体がなんとか助かったからよしとするか、、、

author:muto

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