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大会参加レポート

TEAMアティックの 大会参加レポート

狩勝BRM600

9月23日

昨年は同じ9月23日に試走会と言う名目で今回のコースを走り、33時間かかった。
天気も悪かったこともあるが。あっちに寄り、こっちに寄り、コンビニがあれば必ず立ち寄ってワイワイ楽しくやって充実した時間を過ごすことが出来たけれど、私の中にいる長距離走者の人格を受け持つ部分はもっと限界まで走りたかったと一年間ぶつぶつ言ってたのも事実だった。
今年の目標は24時間以内での完走。理由は別にないが、一日と言う限られた時間の中でどれだけ走ることが出来るのか楽しみでもある。

昨年とは大違いで、秋晴れの綺麗な空に見守られて朝8時に滝川を出発。一緒に走るメンバーもほとんどが何度もBRMを一緒に走り、気心が知れているので集団の中で走っていても気分が良い。
今回は600kmの長丁場なので、平均速度は初めから32~33km以上に上げないように走ることにしていたため、集団はあまり切れること無く赤平・芦別を通り過ぎ。紅葉時期になると凄いだろうなと思わせる景色の滝里湖を越えて富良野に入る。
ここまでは昔の炭坑町が多く、人口が減っても信号は減らないようで、ひっきりなしに信号での停止でイライラが募り始める。しかし富良野を過ぎてしまえば、後は信号の少ない気分の良い道が何処までも続いているのでイライラも徐々に収まってくる。

富良野を過ぎて麓郷への分岐を通り過ぎると、やがて山部のコンビニが視界に入ってくる。
先週からカーボローディングしていて、体重も1.5kg程増えているので腹は減らないはずが、御握り2個にジュースにパンと、大食らいの本領発揮。さっさと食べて行こうかと思ったが、他のメンバーはじっくりと休憩を取りながら走るようで、全然動く気配なし。本当は体が冷える前に出たいのだがと、半分諦めているとAJ幹事の武藤さんが「戸田さん、早く出たいんでしょう」と声をかけてくれ、みんなもようやく腰を上げて出発となりました。

今日は晴れていてじっとしていると暖かいが、バイクで走っていると結構寒い。上は長袖のジャージに下はレーパンにレッグウォーマーと言う出で立ちで丁度良いくらいだ。秋の実りがぎっしり詰まった田圃や畑を抜けて行くと、ようやく最初の難関である樹海峠の登りに入る。ここまで集団を維持してきたが、ここで最初の選別が始まると思うと緊張が高まる。今回は本州から初参加の方が数人いるので、早い人はここで抜け出すだろうと思い、様子をうかがっていると、やはり滝川をスタートした直後に飛び出して暫く独走していた方が集団の前方に出て引き始める。

結構なスピードで、たまらず集団はバラバラと分解しはじめ、短いが急な峠を越えた時に残っていたのは4人ほどであった。峠を過ぎて幾寅、落合を越えて少し長めだが斜度のゆるい狩勝峠を一定ペースで登って行くと、なんとなくいつものメンバーにプラス1名になってしまった。
今回のメンバー紹介をすると、山形から来た謎のレーサー山形2号さん(クライマー体型)、いつも限界まで頑張るNORIさん、そして私の3人。走りながら山形2号さんの話しを聞くと、レースをやっている方で、なんと!あの乗鞍ヒルクライムを70分で走りきり、年代別でも上位に食い込む凄足の方でした。フォームも綺麗だし、なんと言ってもスピードアップしてもフォームに乱れも無く、無駄な力が入っていないので、相当な実力者だと私は樹海峠で気が付いていたのです。

しかし山形2号さん、平地でも全然スピードが落ちない。狩勝峠を下りて清水町に向かう道でも、先頭に立つと33~35kmで平気で走っている。このペースで行くと20時間を切るペースで、俄然やる気が出てくるが、NORIさんの方が気になる。彼にとってはオーバーペースだと言うことは気が付いていると思うが、彼は体力が尽きるまで頑張ってしまうので、後半のバテバテ状態と睡眠不足の時に大丈夫なのか気になる。そんなことを考えていると清水町に入り、道路向いのコンビニでAJの坂村さんと武藤さんが手を振っているのが見えた。坂村さんがニコニコ笑いながら「早すぎ!」と一言いってくれるが、止まらないものはしょうがない状態でそのまま通過してしまう。

清水町で左折して鹿追に向かうが、十勝平野と言っても全部平らな訳じゃあない。大小の川が流れて大地を彫り込んでいるため、川に向かって降りて、橋を越えると急な登り坂が待っていることが多い。
清水町を過ぎるとすぐに佐幌川の下りと登りがあり、次ぎに十勝川の下りと登りがあり、ヒルクライム苦手人間の私にはちょっと辛いものがあった。しかし山形2号さん、スイスイと気持ちよく登ります。
NORIさんも辛い顔一つ見せずについて行く。
ちょっと泣き言をいいたくなった頃にようやく鹿追の町に到着。ここはPC2のコンビニがあるので、疲れた体には有り難い休憩タイムとなります。
遠くに然別湖を囲む天望山等の山並みを見ながら補給をしていると、軽い疲労もだんだん消えてここまで走ってきて本当に良かったなと満足感120%の状態になり、3人で足寄目指して走り始める。

これから走るルートは十勝平野を横断するルートで、初めは登り基調が瓜幕まで続き。ついでややアップダウンはあるものの下り基調で音更川まで走り。その先の士幌から先は少し登り基調で、軽く峠を越えて足寄に降りて行くルートだ。このルートで注意すべき点は、帰りの道中にあたる午前中や昼間に士幌方面から瓜幕に走って来ると、強い向かい風になりやすくペースが上がらないことだ。
幸い私たちの走った時は軽い向かい風であったが、下り基調とローテーションがうまく回り、あっと言う間に士幌まで行ってしまった。
そろそろ走行距離も200kmになるのでサイコンを見たが、恐怖の数字がそこに表示されていた。なんと200kmでの走行時間は6:17分、平均速度は31.7kmとなっていた。これは2回の休憩を入れても7時間切るタイムだ。このまま行けば凄い記録になるが、私の調子は悪い状態が続いている。
じつは今回のブルベではいつも使用しているクロモリ号の調子が悪く、息子のアルミバイクを持ってきたのだが、ポジションが合わずにあちこちの筋肉が悲鳴を上げている状態が続いている。ハムストリングスの異常な筋肉痛はサドルを前に出したら治まったが、引き足を使っての走行は全然できない状態が続き。近すぎるハンドルポジションは上体が起きすぎて、ペダリングがすかすかしている。
しかし、ここまで来て泣き言いってもしょうがないので、ひたすら2人の後を付いて行く。

足寄の町はやや急な下り坂を過ぎた所に広がっていて、印象は地方都市そのもの。廃線になった“ふるさと銀河線”の駅舎がやけに立派で、ご当地ソングの松山千春の歌声がスピーカーから流れていたのが印象的であった。足寄のPC3は市街を通り過ぎて数km行った先にあり、3人でジベタリアンに成りきってしっかり補給。ここから先は我慢比べと言い聞かせて、薄暗くなり始めた道を陸別目指して走り始める。さすがにここまで来るとペースは落ち始め、時速30km程度の巡航速度になる。
足寄から小利別までは利別川に沿って緩やかな登り基調が続き、だんだんと薄暗くなる頃に陸別を通り過ぎる。昨年はここの駅舎がキーポイントになり、最終的に一人旅の始まりとなった懐かしい場所だ。

陸別を過ぎると暗くなり、両側から迫る山の影が空の明るさを覆い隠し、だんだんと周囲の識別が困難になってくる。小利別の分岐は真っ暗で非常に判りにくく、もう少しで通り過ぎる所であった。山形2号さんとNORIさんには、その都度コースの状況を説明して走ってきたが、前回走った時とスピードが違いすぎることと、暗いこと、ふるさと銀河線の踏切が無くなっていたのが原因であった。

小利別から訓子府間には峠がある。元気な時には練習コースにもならない、往復ともだらだらとした登りが続く峠だが、疲れて北見から戻ってくる場合は非常にタフな峠となる。行きは幾つかの登り返しを少し我慢すれば頂上に達し、あとは訓子府までひたすら下り坂で、最高速度は50kmオーバーの寒さにふるえながらのダウンヒルを満喫するが、帰りのことを考えるとやる気も下り坂になってしまう。

訓子府から北見国道に出るまでにも幾つかのアップダウンがあり、一つ一つが足にくる程急で短く、「もう少しで北見の折り返しだ~!」とみんなを励まし、19:15に北見の国、相内に到着。
記録はここまで走行308kmで、走行時間は11:15分。この記録は恵庭300での私の記録と全く同じ。かなりショックでした。恐らく平均速度は30kmオーバーのまま。恵庭300の時は最後の100kmを全力で飛ばし、PCでの休憩も早めにすませての記録だったので、この3人組全員「魔人」の称号を名乗ってもおかしくないと思われる。

昨年は相内に夜中の2時に到着し、その時の気温は+4℃。今回は随分早い時間なのでそれ程寒いとは思わないが、時間と共に確実に気温が低下し始めているので、リアバックからカッパの上を取り出して重ね着する。ここまで走って気が付いたことが一つある。PCとPCの間隔がバイクで走って3時間ほどに設定してあるって、とても走りやすいことだ。今更ながらAJの方々に感謝!

相内を19:50頃に出発。難関の峠が一つ控えているので、出だしはゆっくりだ。小さな登り下りを越えて、訓子府の町を通り過ぎると峠の入り口。峠の上から白いライトが闇を切り裂いておりてくるのが見える。後続の参加者だ!嬉しくなって思わず大きな声をかけて応援する。
この峠は鬱蒼とした樹木に覆われた、実に心細い登り道がだらだらと5~7kmも続き。外灯一つない道を一人で走っているとヒグマにシカも平気で出てきそうで、よほど神経が太くないと足がすくんでしまいそうだが。それ以上に何処までも続く登りで足がだんだんと重くなる。こんな時は頑張らないのが私の信条。ギアを軽くしてケイデンス80前後、心拍は140~145に抑えて走る。山形2号さんはもっと早く行けるのにわざわざ待っていてくれる。
有り難いな~っと思って後ろを振り返ると、私だけじゃなくてNORIさんも遅れ始めている。相内で少し辛そうな顔をしていたので心配していたがここで限界に来たようだ。ここまで頑張って3人で作ってきたブルベだ、最後まで力を合わせてゴールしようぜ!と、かっこよく文書をつづりたいけれど、実のところ私自身も足が売り切れ間近で、坂の途中で山形2号さんとNORIさんを待つと言いながら、半分は休んでいると言うのが本音でした。

ようやく峠の頂上と思ったらニセピークで、そんな糠喜びを数回やった後でようやく頂上に到着。小利別までの起伏のある地形を走っていると闇の彼方から白い灯りの集団が現れ、互いに励まし合いながら通り過ぎて行く。自転車の夜間走行時はほとんどの参加者がLEDのライトを3~4個装着し、ヘルメットにもヘッドランプを一つ装着しているので、数人で走って来ると小さな灯りの集団がこちらに向かってふわふわと飛んで来るようで、UFOか?狐に化かされているの?と一瞬驚いてしまうが、落ち着いて見ると自動車のような暴力的な明るさじゃなくて、やさしい明るさで周囲の自然にとけ込んでゆきそうな感じがして癒系の明るさだ。

ようやく小利別に出て、足寄までは登り下りはあるけれど、ゆったりとした下り坂。NORIさんも私も少し元気が出てきて足が快調に回り始める。陸別ではAJ北海道の方(後で高見さんとわかる)が声をかけてくれて勇気百倍。ひたすら下りってこんなに気分良く走れるなんて思わなかった状態です。
ところが足寄のPCに到着して後ろを見ると、いるはずのNORIさんがいない?どうやら途中で居眠りして遅れたようで、しばらくすると笑いながらPCに到着。時間も22:40頃で寝るにはまだ早いが、(真っ暗闇で星がやけに綺麗+車も通らず独りぽっち+自分の出す音以外は無音状態=意識が飛んでいる)の方程式が成り立つ条件がばっちりでした。
足寄PCを23時頃に出発。ペースはLSD近くまで落として3人で進んで行く。なぜLSDペースかと言うと、足寄から先の道路は車が走っていないからです。特に士幌から瓜幕までの十勝平野横断は道路占有状態で、あの長い距離の間に我々3人組を追い越した車が2~3台程度で。眠くて蛇行運転しようが、3列になってお喋り走行しようが、道の真ん中で立ち止まって井戸端会議をしようがお構いなし。つまり話しに夢中でペースが上がらなかったのが正解でした。

午前2時30分にようやく鹿追に到着。今回のブルベは寒いので飲料はあまり購入しないが、サンドイッチだ、カップ麺だ、ソーセージパンだと、やけに食い物ばかり買いあさっているような気がする。
普段は大食いしないようにしているので、エネルギー補給を言い訳にこの時とばかりに食い散らかしているのも原因か。
ここ鹿追でNORIさんが「眠いから寝る!」と宣言して道の駅のトイレに緊急避難。相内から鹿追まで、随分無理して走ってきたと思うと頭が下がる。ゆっくり寝て元気になることを祈って出発。
ここから先は山形2号さんと私の2人旅。さすがにLSDペースは無いだろうと思うなかれ。道は依然と独占状態で話しは尽きず、コース説明に昨年の試走会の話、狩勝峠の登りでは徐々に明るくなる空を見ながら景色の話しに、はては峠の頂上で立ち止まって夜明け前の十勝平野の展望を満喫するありさま。ここまで一緒に来てゴールが見えてきたことと、長い夜が明けた喜びがそうさせたのでしょう。

ようやくペースが上がり始めたのは狩勝峠を下った落合の集落あたりからで、冷えた体を温めるために飛ばし始めたのがきっかけでペースが落ちなくなり、30kmオーバーの世界に突入。
上り下りはあるものの、ルートは空知川に沿ってつづく下り坂、金山越えの樹海峠も山形2号さんとダンシングで快調に越え、昨年はサドルにあたる尻の痛さに耐えかねてしばらく休んだ防風柵の場所も通り過ぎ、首や肩に腰の痛さに悲鳴を上げて休んだ富良野PC手前のログハウス風のトイレも風になって駆け抜け、あっと言う間に富良野のPCに到着。レシートを見ると6時30分。
鹿追から4時間かけて80kmを走ったのでたいして早い訳じゃないが、残りの距離が72kmなので、このまま流しのペースで走れば25~26時間で完走できそうだ。
山形2号さんの話しだと、本州のブルベではスタートすると直ぐに逃げ集団が発生し、集団の先頭を走る人は疲れてゆずるまで先頭交代をしないそうだ。そして一人減り二人減りのサバイバル走行でゴールを目指すのが基本なので、こちらのように仲良く集団走行するのに驚いたそうだ。(若干一名、本州並みの方はいますけどね)本州のブルベはやはりレースの延長と言う部分があるようで、そういえばスタートして少し経過した時に山形2号さんが飛び出して先行した理由もわかりました。

太陽もようやく高く昇るとだんだん暖かくなり、PCで防寒用のカッパを脱いでバックにしまって走り始めたが、ポカポカと太陽に照らされて体温が上がってくると眠気が徐々に忍び寄ってきた。気が付くと自転車を走らせながら寝てしまっていたり、まぶたに錘がついて強制的に閉じようとしたり、頭の回転が斜度30%のヒルクライムのケイデンス並になったり、かなり危険な状態になってきた。
これはきっと緊張感がないからだ!と、そう思った私はどうやったら緊張感を取り戻せるか考えた。そして出た結論は飛ばすこと!(単純と言うなかれ、私にとっては実に効果的な方法だ)
これから先、富良野はもちろん、行きに通ってきた幾つかの町中を通るので、居眠り運転は非常に危険で、緊張感を維持できるスピードでゴールまで走りきるのが一番。幸い足寄から狩勝峠まで足を充分休ませていたので、それ程無理しなくても30~35kmのスピードは出せるし、山形2号さんも余裕で付いてくるので、とにかく飛ばしはじめた。
するとあれほど強かった眠気がぶっ飛んで行き、頭の中はすっきり元気百倍、今日の天気並みに気分爽快になり、周囲の風景を見る余裕も出始めた。そうすると現金なもので、到着予定時刻なんか予想し始める自分がいる。折り返しの峠で足を止めた時点でタイムは関係ないと走りを変えたのに、体育会系の自分がいきなり復活していた。

富良野を過ぎると滝川まで50kmほどを残すだけ、昨年は膝の痛みを抱えて、だんだんと耐えきれなくなる痛みをこらえての地獄街道だったが、今年は体力が余っている分、昨日のブルベのスタートの時よりも調子が良いくらいだ。次々と町を通り越してゴールまで20~30km地点で携帯電話を取り出す。実はスタート前にAJ北海道の幹事さんに、快足列車の到着が早いと無人のゴールに到着すると言われたのでAJHのF-muto氏に携帯で連絡。ちゃんと待っていますと返事をいただき、安心して快速列車から高速列車に変更してお城の見える赤平を通過。
後はもう一息と国道を右折して高速の下を抜け、山形2号さんと息を合わせて小さな峠をダンシングで猛ダッシュして通過し、最後の交差点を左折。運動公園に沿って続く道の彼方にAJHの坂村さんと武藤さんの姿が見えたのでもう安心、最後は山形2号さんと並んで撮影用の笑顔でゴールでした。

北海道で初開催のBRM600の感想は楽しかったの一言です。昨年の試走会と比べると条件があまりに違いすぎるので比較になりにくいのですが、とりあえず比較してみると。
走行時間:昨年33時間。今年25時間。
昨年はnakayoshi試走会と言う遊び心が充満した楽しいイベントでの走行。今年は70%本気モードの走行でした。
走行時間の短縮によりプラスになったと思う個所。睡眠不足との戦いの時間短縮・向かい風が吹く前に難所を通過・気温が上昇する前にゴール・サドルやハンドルにあたる部分の痛みが少ない・早く休める・時間に余裕がある等々。
休憩:昨年は40~50km程度走っては休み、コンビニに寄っては2006年へ向けての食材調査や、記念撮影をしていたような気がします。今年はPCのみでの休憩でお遊びモードは無かったなあ。
実走行スピード:昨年は前半25~30km程度で、後半は膝の故障で大幅ダウン。今年は折り返しから150kmほどは18~25kmのLSDペースだったが、それ以外は30~35kmのハイペースで巡航。
天候:昨年は雨!おまけに夜に晴れてきて放射冷却現象により、北見相内で+4℃。帰りは晴れて良かった物の、気温上昇で脱水症状になったりと踏んだり蹴ったり。
今年は行きも帰りも晴!おまけに夜も気温が下がらず快適。帰りは暑くなる前にゴールしたので、地獄のラスト100kmは味わわずにすむ。
体調:昨年は200km過ぎからの右膝痛が全てでした。赤平市街を過ぎて直線で数百メートルのゆるい登りが激痛のため登れず、半べそかきながら通過したのが懐かしい。
今年は元気が余って走り足りなかったが、バイクが変わったことによる筋肉痛で思い切って飛ばすことが出来ず、結果としてそれが良かったのかも知れない。
睡眠:昨年はコンビニで眠気を取る薬物を2回購入し、強すぎる薬のため吐き気と戦って走った。おかげで眠くならなかったが、滝川から自宅への帰り道で眠くなり地獄の思いをした。
今年は薬物依存症を解消し、最後まで(一部訂正)元気で走ることが出来た。ただし、昨年の反省を生かしてマットを車に積んで持ってきて、ゴール後に木陰にマットを敷いてやや暫く快眠。すっきりと目覚めて自宅に帰りました。

今回もAJHの皆様の応援有り難うございました。わざわざ遠くから応援に駆けつけてくれたけれど暗くてあえなかった幹事の方もいました。また、今回同時に行われた400や300の参加者の方も元気に走られたようでした。実は狩勝峠の登り(十勝側)を登っている時に対向車線を300参加者の方が通られたのですが、疲れていた時に仲間とのすれ違いって有り難かったですね。
目標のタイムは達成できませんでしたが、その楽しみは来年に持ち越しということで、今回も楽しいブルベ有り難うございました。

author:とだ

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