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スポーツバイクを洗車する時の必需品「フィルタークリーナー」

2022年09月11日

バイクメンテナンス

スポーツバイクを洗車する時の必需品「フィルタークリーナー」

店長にとって、ロードバイクを洗車する時に欠かせないアイテムの一つがワコーズのフィルタークリーナー。その商品が生産中止と知り、メーカーから在庫分をすべて仕入れたあの時から早4年。残りは現在あと1本で、これを使いきったら在庫がすべてなくなります。

今日はそのように洗車で一番重要なアイテム、フィルタークリーナーのお話です。

フィルタークリーナーの使用頻度

スポーツバイクを洗車する時の必需品「フィルタークリーナー」

当時、店長がワコーズから仕入れたフィルタークリーナーは7本でした。メーカー在庫はこれで全部。北海道にまだ7本だけ残っていたのでそれを全て引き取って、1年に1本くらいの使用量だと思って安心していたのが予定よりも早く消費しているようです。

一回の洗車に使う量は、毎日飲んでいるヤクルトの半分くらいでおよそ50ml。これで2台分洗えます。仕入れた当時の使用頻度は1年に1本、1本の容量が1Lなので洗車台数は約40台。そのくらいの台数だったら単純計算で6年は持つだろうと、そう踏んでいた目論見が外れた。

昨年から中古バイクの買取台数も増えているし、洗車の依頼も増えている。数年前まではあまりなかったクロスバイクもちらほらご依頼いただきます。

今年の洗車はシーズン中は週2~3回くらい、営業前のひと仕事で一生懸命バイクを洗っています。洗車は一回に付き2台づつ行いますが、昨年は買取りバイクが約80台で今年もだいたい同じペース。未使用バイク以外は洗車は必須なので、それだけクリーナーの消費量も予定していたより多かったというわけですね。

そして一回の使用量50mlはあくまで目安。汚れ方にもよるので洗浄力が強いとはいえ50mlでは収まらない場合も多々あって、クリーナーの消費量はバイクの汚れ次第。それでも大体は50mlあれば2台は洗浄できるから、フィルタークリーナーの汚れを落とす力はやっぱり凄いと思います。

AZのフィルタークリーナーはワコーズの代替品となるか?

スポーツバイクを洗車する時の必需品「フィルタークリーナー」

ワコーズが残り少なくなった時に、他に代替えとなるものがないかどうか調べました。ワコーズでも自転車の一般ユーザー向けに、同等の使い勝手だという商品を出してましたが、セールスが言うには洗浄力はどうしても劣るのだとか。

フィルタークリーナーはもともと湿式フィルターのべたべた汚れを落とすための製品、洗浄力は強力です。しかも、そんなに強力なのに、塗装やパーツのゴムとかプラスチックを攻撃しない。

そんなワコーズ製品と同等品がないか調べたら、いいのがありました。それはAZのフィルタークリーナー、同じ使用目的で販売されている商品です。しかもワコーズよりも安い。試しに1本、ワコーズが最後の1本になる前に取り寄せて試した結果、これは使える。

ただ、においがワコーズよりもきつい。灯油のにおいがします。室内で使う場合は、狭い部屋だとマスクなしでは厳しいかもしれません。店長は屋外作業なのでにおいは問題なし。液体に顔を近づけなければにおいが気になることはありません。

一番気掛かりだった肝心の洗浄力は、ワコーズとほぼ同じ。かなりひどいギトギト汚れもきれいに落とせます。フィルタークリーナーで油汚れを落としたあとのシャンプー洗車の状態もワコーズとほとんど変わらない。

AZのフィルタークリーナーを洗車に使用決定!

スポーツバイクを洗車する時の必需品「フィルタークリーナー」

洗車で一番苦戦するのがチェーンやギアの駆動系パーツですが、特にオイルの注し過ぎや、オイルを注す時のチェーンメンテナンスの仕方をご存じなかったと思われるバイクは相当手こずりますが、AZもそんな状態であっても心配なし。ワコーズと同じく、作業時間は長くなるけれどもしっかり油分を落としてきれいにしてくれます。

もとい、きれいになるのは油分が落ちた直後ではなく、クリーナーで油を分解したあとシャンプー洗車で洗い流されずに付着している汚れを液体ワックスで磨いて落としたあとのこと。特にローラー内部に浸透していた油汚れが分解されてそれをチェーンを回しながら高圧洗浄で除去する作業では、BB周りとチェーン直下のチェーンスティに必ず汚れが残ります。これはワコーズも同じ。

1本試した結果、店長は、ワコーズと何ら変わることなく使えて作業時間にも影響ないためAZを使っていくことにしました。4Lだとさらに単価が安くなるので耐用年数も問題ないしこれも1本早めに用意しました。ただ、4L缶を自転車用に使う場合は使い勝手が悪い気がします。1Lのボトルに移し替えて使い続けるのも煩わしいので、4L缶を使い切ったら今後は1L缶で用意していくつもり。

来年からは洗車で使うクリーナーはAZに切り替わると思いますが、お試しで取り寄せたものは底が膨らんでいました。高温の場所で保管されていたのだろうか?

内部が膨張して底が膨らんでも缶の強度は大丈夫なのでしょうが、この状態で保管状態が長く続いた場合に成分が変化しないか、缶の底を見ていて一抹の不安を覚えた店長です。ほんとに大丈夫かな?

ともあれ、ワコーズのように途中で生産中止とならないよう祈るばかり。AZ製品はパーツクリーナーの速乾のほうを長年使わせてもらっているけど、フィルタークリーナーもずっと販売し続けてもらいたいと強く願う次第です。

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