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今シーズン最後の追い込み、ロードバイクの店舗作業

2018年11月11日

店舗に関すること

今シーズン最後の追い込み、ロードバイクの店舗作業

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今日、サイトの営業案内のほうでもご案内させていただきましたが、アティックは11月25日から冬期休業に入ります。それまでに終わらせないといけない作業がいくつかあって、そのなかの1台、105の5700からアルテのR8000へのコンポ換装を昨日ようやく終えて、お客様に無事お渡しすることができました。

ようやくの理由は、入荷が遅れていたコンバーターが原因。今回のフレームはボトムブラケット(以下BB)がBB30、それにシマノのホローテックⅡを装着させるため選んだのがTOKENのスレッドフィットBB「BB841T-42」というコンバーター。

お客様のフレームはメーカーの製造でちょうどBB30からBB30Aに切り替わる頃のBB規格だったため、シェル幅を確認してBB30対応品を手配したんですが、これが在庫切れで届くまでなんと3週間くらい掛かってしまった。お客様も雪が降るまでに乗れるかどうか気掛かりだったと思います。大変お待たせしてすみません。

今回選んだTOKENのコンバーターはNinjaシリーズというモデルで、名前のとおり圧入式でありながら、かつスレッド式にもなっているのです。これは画期的。BB30のようにベアリングを単体で圧入するタイプでは、もし面が均一に圧入されていない場合は、その微妙な傾きが乗っているうちに次第に音鳴りへとつながりその原因になっていることがあります。しかしNinjaは構造的にその心配がありません。

セルフメンテナンスをされる方にとっては、このNinjaは圧入式の専用工具が要らないこともメリットですね。シマノの2ピースクランクのBBを装着する工具があれば簡単に取り付けできます。こちらに装着方法の動画がありました

回転が軽いというNinjaスレッドフィットの利点についても、一般的なプレスフィットBBと比較した動画がこちらで紹介されています。ただ、ベアリングの回転の重さは、仕様によっては左クランク装着前と装着後では変わる場合もありますので(クランク装着の締め付けトルクによって)、このまま再現されるかどうかはわかりませんが・・。

さて、作業中、そういえばと思って思い出したことがあったので、他にもちょっと書いておきます。最近、かなり忙しくブログも滞り気味なので、以前から書いておこうと思っていたこともいろいろあるのでそれらを少し絞って今回まとめて備忘録のように綴ります。役に立つなと思うことがあったらお役立てください。

新型11Sディレイラーの特性

今シーズン最後の追い込み、ロードバイクの店舗作業

新型11Sコンポが出た時に、リアディレーラーを初めて装着した時のことです。店長、危なく間違った取り付け方をするところでした。

新型にはエンドハンガーの爪に当たるストッパー以外に、もう1個ストッパーが付いています。使っている方はすでに気付いているかもしれません。(知らない方は気にも止めないかもしれませんが)

下にあるのがその時の写真です。爪にぶつかっているストッパーと同じ形のものが上側に見えますね。最初からマニュアルをつぶさに確認しながら作業すればよかったんですが、このフレームは2個のストッパーの間に爪がピッタリとフィットするように装着できたもんですから、動作させるまでは何も違和感ありませんでした。

新型11Sリアディレイラー、破損防止の爪

写真は正常な位置に直してますが、最初はてっきり上側が爪に当たって固定されるのだと思ってさっきのようにセットしました。あまりにぴったりフィットするので、、(笑)

でも、そのうちマニュアルに目を通して気付いて直しましたが、そうすると上のストッパーは(気付いて直したこの時はまだストッパーという意識はない)何のためにあるのだろうと疑問に思い、シマノに聞きました。いつもお世話になっている相談窓口の方も知らなかったので(隅々までかなり詳しい方ですが)、社内で確認してもらったら、これは、以前店長が経験したトラブルのケースに対応するためのものでした。

つまり、プーリーからチェーンが外れたりしてディレイラーが損傷してしまった場合に(そうなる状況はさっきのリンク先記事でよくわかります)、ハンガーのところだけで留めてフレームまで被害が及ばないように対策するために設計したようです。あの事故も新型11Sだったら防げたのでしょう。仮想な思いですが、残念。

ちなみに、余談ですが、前述のリンク記事でアクシデントの原因はガイドプーリーからチェーンが外れてしまったことが原因かもしれないとありますが、その対策のようにも思われる新型11Sリアディレーラーのガイドプーリーは、デザインが変わってずいぶん溝が深くなっていますね。チェーンがプーリーをしっかりキャッチできるような形に仕様変更されています。店長のケース以外にもメーカーには多くのトラブルが寄せられているのかもしれません。

ブレーキレバーのセッティング

トップに写っている写真を撮ったのは、以前から気になっていたことがあって、もともとこれをメインに記事にしようと思って撮ったものなんですが、それはブレーキレバーを装着させる時に、ブラケットの位置決めを間違ったやり方でセットしている方がいるかもしれないと思ったから。

いえ、すべてが間違いではないと思いますが、話を整理していきます。

まず、ブレーキレバーをハンドルにセットする時は何を基準とされているでしょうか。バイクを真っすぐにして、レバー先端から床までの長さを測り左右で揃える方法や、ブラケットがハンドルと接する上端の部分に定規など置いて、その間隔を左右で揃えて装着する仕方もあります。

ブレーキレバーはほとんどの製品で長さが左右同じで、ブラケットの形状も同じだと思いますからどちらの方法でもよいですね。

そして、ハンドル先端からブラケットのバンド位置までで決めている方もいらっしゃるかもしれません。これが一番簡単。ただ、ドロップのアールが左右で異なると微妙な違いが生じないとも限りませんが、そうであっても、この方法では体感できるほどの大きな違いはないでしょう。

でも、もしハンドルバーの下に定規など当てて、バーエンドの水平部分を密着させてその定規とレバー先端の間隔で左右を揃えている場合は要注意。バンドの装着位置が左右でずれてしまう可能性があります。ハンドルバーの形状が左右でまったく同じだったら問題ないけど、確認するとそうではないケースも多いから。

昔はそのようにしてセットしている光景を見ても何も疑問に思わなかったけれども、ブラケットの位置が左右で違うということはライディングフォームに関わってくることだから、今はできればこの装着方法は避けたほうがよいと思っています。

シーズン終了前の洗車掃除メンテナンス

今シーズン最後の追い込み、ロードバイクの店舗作業

シーズンたけなわというと違和感ありますが、最近、洗車掃除のメンテナンスも増えています。めっきり寒くなって外で乗る機会も減ってきているせいもあるかと思います。

明日も1台お持ちいただく予定があってとても嬉しいのですが、ただ、少しばかりお願いがあります。じつは先週日曜日の出張買取りで中古ロードがいっきに10台入ってきたため、店内にバイクをお預りしておくスペースがなくなってきました。

このブログをご覧いただいていらっしゃる方で、もしアティックでバイクメンテナンスのご予定をされていらっしゃいましたら、保管スペースの都合上、あまり長い期間はお預りできないものですから、その点あらかじめどうぞよろしくお願いします。

もちろん洗車以外にもお気軽にお声掛けください。朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたから、そろそろ室内のローラー練習に切り替えようという方もいらっしゃると思います。バイクの点検ついでにチェーンのクリーニングなど簡単な車体掃除も行っています。きれいなバイクだとトレーニングにも力が入りますよね。

冬期休業までの期間、店長もまだまだ頑張りますので、何かお役に立てそうなことがありましたらぜひお声掛けください。よろしくお願いいたします。

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