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ふるさと探訪記

2018年08月19日

その他

ふるさと探訪記

懐かしき我がふるさと平泉。先週、お盆前の週末に1日休みを取って岩手に行ってきました。

ご存じかと思います。平泉は世界遺産に登録されたことで、国内はもとより海外からもさらに多くの方が訪れるようになったようです。町並みも整備されすっきりした景観に様変わり。

平泉は車で観光するには小さな町ですが、自転車でまわるにはちょうどよい大きさの町です。レンタサイクルとかもっと活用していくと滞在型の観光をする方には利便性が高まるでしょうね。一日では回りきれないほど名所旧跡はたくさんあります。

自転車情報には目ざとい店長、そのレンタサイクルを意外なところで目にすることに。今年の春にできた「みちの駅」に電動のレンタル自転車が置いてありました。でも、なぜみちの駅に自転車を置いてあるのか、不思議。車でしか訪れない場所だと思っていたから。

しばらくしてやってきた巡回バスを見てわかりました。この近くには柳之御所遺跡というのがあって、駅から歩くには少し距離があるからここでバスを降りて自転車に乗り換えてもらおうという計画なのかもしれない。

巡回バスは指定の場所を15分間隔で発着しているようです。料金は1日フリーの乗車券なら400円(安い!)。平泉を訪れる時には個人的にぜひ抑えておきたい場所が3箇所あって、名跡の浄土庭園「毛越寺」、日本の英訳Japanの発祥地ともいわれる金色堂の「中尊寺」、そして義経最後の地「高舘」を巡ってくれます。バスで巡回するなら一日で見て回れますね。

黄金花開く理想郷

今回訪れた平泉のみちの駅、愛称は「黄金花開く理想郷」。黄金はくがねと読みます。みちの駅としてはちょっとめずらしいネーミングだと思います。そして通常のみちの駅と違い、景観への配慮から建物が幹線道路に面しておらず場所が少しわかりづらいですね。でも、標識を見落とさなければ大丈夫でしょう。今日は少しふるさとを観光案内しております。

2年前に帰省した時に聞いていたからちょっと寄ってみました。館内には地元の産直品のほか土産物もあったので、我が家も平泉に到着したばかりなのにさっそくこちらでおみやげを買い求めました。

みちの駅 平泉 - 黄金花開く理想郷

ここで懐かしいものを発見。右手のご婦人が手にしている地域限定商品です。それは油麩。吸い物とか酢の物で食べるとすごく美味しい。もちろん帰宅後おいしく頂きました。全国展開すれば売れるかもしれないと店長は密かに思ってますが、帰省した時にしか食べられない私にとっては逸品の食材です。また次回の里帰りを楽しみに。

平泉 大文字焼き

さて、平泉は、藤原三代の栄華を極めた時代は京都の平安京に次ぐ2番目の都市だったと言われていますが、歴史は詳しくないから経緯は不明ですが京都の地名や言葉も平泉には存在しています。例えば「祇園」、こちらにも八坂神社があります。そして漬物のことを京都では「おこうこ」と言いますね。平泉では少し訛って「おごご」^^。

小京都と呼ばれる街は全国にいくつかあるので、札幌のように円山とか伏見のような同じ地名もきっとあるのではないかと思いますが、昔から継承しているこの文化は平泉だけかもしれない。

京都と同じく大文字の送り火が毎年8月16日に行われています。平泉を離れるまでは毎年欠かさず見ていた平泉の夏の風物詩。また見てみたいなあ。

道路を走っているときっと気付くと思います。平泉だけなのかどうかはわかりません。でも訪れたことがある方なら最初はなぜだろうと思いましたよね。

そう、お店や建物の看板です。日に焼けて退色したわけではないんです。世界遺産になってから景観に合わせてこういう色彩にしたようです。すべてではないので任意で協力するという形なんだと思います。

 

今日は平泉三昧の記事でした。

そういえば、先日、自転車の修理で取り寄せた部品があって、まだ納品待ちの状態ですが、なんと、そのお客様のお名前が平泉さん。札幌に何人いらっしゃるのかわからないけど、200万都市で出会う確率を考えると、何だか凄いなあ。

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