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レース観戦にも役立てよう!知っておくと便利な解説辞典 サイクルビギナー辞典

位置取り

レースでは位置取りがとても大事。ホビーレースではあまり意識していないかもしれないけれども、まわりにどういう体力の選手が居るか確認できるならそれに越したことはない。後述するけど、技術の不足している選手は得てして体力も低いから、事故防止やまたレースを有利に進めるためにもまわりの状況確認も大事である。

レース中の位置取りについて、まずはローテーションを例に見てみよう。

ローテーションは風向きによって隊列の位置を変えるとよいのだが、ホビーレースではまず見掛けない。風が右からなのか左からなのか、風向きを考え風下に隊列を斜めに組むことで交代もしやすくなるし、前の選手に隠れて風を受ける面積を少なくすることで少しでも風の抵抗を抑えることができる。風を計算して走る車列の方法はあらかじめチーム練習などでしっかり練習しておけばよいと思う。(個人で活動していたら普段出来ないことだけどチーム活動ではこういうメリットもありますね)

そして、集団走行では風向きを逆手に利用する場合もあるが、これはチーム戦略として、あるチームが集団をコントロールしている時に、わざと先頭選手が風下側の道路の端ぎりぎりにラインを取ったりする。もちろんこの位置では、風の抵抗を少なくする隊列の恩恵を受けることはできない。各チームにもダメージを与えることができるからとてもうまい作戦だ。集団が大きい場合、レース途中でふるいに掛ける時にも使われるかもしれない。中切れが起きやすくなるからね。そして、もしも後方からアタックする場合はわざわざ風の抵抗の大きい風上にまわらなければならないから、この位置取りはアタック防止にも効果大である。

アタック防止でもうひとつ。そもそもアタックは向かい風や追い風よりも横風の時にこそ成功する確率が高い。真横の風の場合に先に逃げているチーム員をアシストする時にもこの位置を走ることもあるだろう。真横からの風では全選手が均等に風の抵抗を受けることになる。アタックとは他の選手よりも少し余裕がある時に動くのが普通である。だから、全選手が均等に風の抵抗を受けている環境下では、チーム員をアシストするためのアタック防止としてさらに効果大なのですね。

とはいっても、やはり先頭が一番走行抵抗が大きいことに変わりはないので、このアシストにはチームのために犠牲になるくらいの献身的な走りが要求される。そしてその後、働きを終えたこのアシストはここで潰れてしまうかもしれない。しかし、これこそがロードレース。チームワークが存在する本来のレースである。この働きはアシストとして高い評価を得るに違いない。

ローテーションについては、レースによっては戦略で特定のチームが先頭を固めている場合もあるから、その場合はそのチームに先頭交代を任せます。しかしゴールに向かって列車を組んでいる時は逆にそのローテーションを壊すために他チームの選手が割り込んだりするケースもあって、この場合はトラブルに発展することもあるようだから気をつけよう。

それと、ホビーレースでは、ローテーションの最中に落車事故が起きたりすることもあるが、先頭を交代する際には後ろの選手の前輪が被さっていないかどうかをよく確認しておこう。前傾ポジションの場合は目線を少し下に移すだけで確認できる。ラインを変える方向に後ろの選手の前輪が重なっている場合、急にラインを変えると、自分は大丈夫でも後ろの選手が確実に落車してしまう。必ず目視してからラインを変えるようにしよう。次に交代する2番手選手もローテーションの方向を考えてラインを組もう。

場合によっては急激にラインを変えるのもテクニックの一つであるが、この場合は先頭交代に積極的でない後ろの選手を前に出す時に使います。その際にも車輪が重なっていないかどうかだけは絶対に確認しておこう。前に出させたい場合は、後ろの選手が同じラインを取れないよう横に大きく移動したら速やかに減速して車列の後ろに下がります。

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