レース特別編・第1回SAPPOROママチャリ耐久リレー大会
去る8月19日、札幌モエレ沼公園において「第1回SAPPOROママチャリ耐久リレー大会」が開催されました。
第1回ということもあり参加チーム数が少ないのでは・・、などという噂も囁かれていましたが、そんな心配をよそに、当日は100以上ものチームが参加、選手だけでも1000人以上がエントリーする大規模な大会となりました。
Atticからも3チームがエントリー。その名も、『シャカリキ Team Attic』。
ここでそれぞれのキャプテンとチームをご紹介しましょう。Aチームは中村さんが率いる小学生を混じえた7名のチーム(区分:混成クラス)。Bチームは乗末さん率いる成人6名のチーム(区分:一般クラス)、Cチームも片平さん率いる成人6名のチーム(区分:一般クラス)です。このチーム編成で、約3.7kmの外周を4時間掛けて走る耐久イベントへいざ出陣!!
空は快晴。風もほとんど無く、照りつける太陽が過酷な戦いを予感させます。
午前9時を過ぎるとスタート地点には各チームの第一走者がママチャリと共にぞくぞくと集まり、まるで中国の天安門広場並みのにぎわい。自転車には規定がある為それほど目立ったものはありませんが、選手のユニフォーム(?)はチームによって多種多様。なかにはウエディングドレスやウェットスーツ姿の選手もいて観客としては十分に楽めたけど、あの炎天下では自爆行為?? ある意味、本気を匂わせる威圧作戦でしょうか?我らがAttic・Aチームは、夏らしいオレンジとピンクのTシャツ、Bチームはネーム入りオリジナルデザインのチームTシャツ、そして、CチームはもちろんAtticジャージで参戦しました。
9時30分、「パンッ」という合図と共にオートバイと車に先導されながら、レースがいよいよスタート。最初のペースがスローなのはアクシデントを防ぐため。今日のママチャリは本格的なローリングスタートなのです。
111名の第一走者が走り去り、自転車が姿を消したスタート地点では数百名の人々がそれぞれのスタートに向けて緊張感を高めている様子。と、ほどなくして先導のコミッセールが姿を見せるとギャラリーの目は一斉にコースに注がれ、先頭集団が通過すると辺りは一時騒然。「は、速いっ!!」見たところ先頭集団はMTBやらロードやらのレースに名を連ねる面々。ママチャリが何やら高い自転車に見える訳です・・。
その後、我Attic・Cチームは早くもトップへ。1周交代体制をとっていた為、それぞれが1周を全力疾走。そりゃあもうスーパーでスペシャルなスピードでした。そのスピードたるや、カメラのシャッターを切り声援を送ろうと振りかえると選手は遥か彼方・・・というほど。
ママチャリの本来の機能を卓越した走りに驚愕。先頭集団もさることながら、後続の方々のスピードもなかなかのもの。耐久リレーとはいえ、追い越されまいと汗だくでペダルを踏み込む姿に感激しました。少しでも速く、そして確実に次の選手につなごうという気迫が苦しいほどに伝わり、特に仮装のスカート姿の男性が顔を歪め必至で走る姿はいろんな意味で危機感迫るものが・・。
当初は「4時間耐久」と聞き、長時間というイメージでしたが、いざ始まってみると時間経過の早いこと。カメラ片手に中継ポイントを移動しているうちにスタートから3時間が経過。この時点でのトップは依然Attic・Cチームです。トップと2位の各中継ポイント通過報告は無線にて随時行われており、Cチームの位置は常に確認できました。どこの中継ポイントでも、「43番(Cチームのゼッケンナンバー)速いなぁ。」「おっ、43番もう戻ってきたぞ。」などの声。なんだか非常に気分の良いものですねぇ。ひとり、舞台裏で満足していた私です・・・。
さて、暑さがピークを迎える中、小さな子供達が必至にペダルを踏む姿に、レースとは知らずに公園を訪れ人達からも声援が飛んでいました。中には警備員さんにレースの詳細を尋ねている人もチラホラ・・。
来年は更に大規模なイベントとなること間違いなし!!参加チームが増え、ギャラリーが増え、スポンサーが増え、最終的には耐久時間が増えたりするんでしょうか?? 来年いきなり10時間になったらどうしよう・・、などと余計な心配をしているうちにレースも終盤、スタート直後からずっとトップの座を守り続け、2位とは1/4周以上の差を保っていたAttic・Cチーム。「もうそろそろゴール地点へ移動して優勝の瞬間を・・・」と動き始めた次の瞬間、信じられない声が・・「先頭66番、○○ポイント通過。続いて43番通過。」
・・・・・。
な、な、なにぃぃぃぃぃっっっ!!! 嘘でしょ!? 43番、速くて見過ごしたんじゃないの?? という思いでその場にとどまっていると、なんとトップが激しいデットヒート状態。カメラなんか放り出して(もしかして、最高のシャッターチャンスだった??)「頑張ってー!!」と見送るも、66番の追い上げに唖然。Attic・Cチームのスーパーでスペシャルなスピードに、あの時点であれだけの差を追い上げてくるなんて・・・。恐るべし66番「パペテアルウノ」。自衛隊の方々のチームだそうで・・、チーム名は最強兵器か何かの名前なんでしょうか?? と、いうことはさておき、急いでゴール地点へと向かう背中に無線からの声、「先頭43番、66番通過」炎天下でのデットヒートはまだまだ続いておりました。
ゴール地点はレースの行方を見守る人達で埋め尽くされ、ピットも自分達のチームの帰りを待つ選手で溢れていました。沿道にはプロのカメラマンもずらり。私も負けじと良いポイントへ。川勝選手の帰りを待つCチームの姿を写真におさめていました。(なにしろAtticジャージ姿は探し易くて・・。他のAtticチームの皆様、写真少なかったですね・・・。申し訳ない・・。)その時、「まもなくトップの選手が戻ってきます!」のMCが・・。いよいよ先導のオートバイも戻り、緊張も一層高まります。
そしてトップは? 43番、Atticがややリード!!そのままゴーーーールッッッ!!! と思いきや、66番はピットインで選手交代。 あれっ!? そうなんです、もう1周あったんです。 ピットインしなかった川勝選手は小野さんの人差し指に導かれるまま踏み出していきました。まさに地獄の3周目(よ、予想外の3周目・・・)それを追うのは驚異の追い上げを見せる「パペテアルウノ」。しかもアンカーは英気を養っていたと思われる。さすが自衛隊、あんな人達が国を守っているんだぁ〜、・・安心。なんて安心してる場合ではありません!!最後の3.7kmはAtticにとって長い1周となりました。
結果、優勝は「パペテアルウノ」。最後は力尽き、50秒差でAttic・Cチームは2位でした。
Attic・Aチームは混成クラスで見事2位(素晴らしい。)。Attic・Bチームは見事ピタリ賞(ゼッケン42番で42位だったので勝手に命名・・・。 )記念写真に写っているBチームの方々の満足気な笑顔は本当に素敵でした。そして川勝選手、3週目にして7分台なんて感動です!! 私的にはイエロージャージ贈呈!!「惜しい、くやしい」という思いは残りますが、非常に素晴らしいレースを見せて頂いたことに感謝しています。
皆様、本当にお疲れ様でした。
また来年、ママチャリで走りましょう!!
私も今度は選手として参加したいと思います。
以上、(自称)カメラマン リポートでした。
Team Attic 新入りで超初心者の阿部。
